櫻子の部屋では気になる情報をお届けします!

大雨警戒レベルとは?レベル1~5段階の意味やハザードマップを紹介

2019/11/08
 
この記事を書いている人 - WRITER -
はじめまして☆さくらこです。 初代Macからのパソコン歴20年以上の主婦ブロガーです。 主婦目線で気になったことなどを色々書いています!

毎年悩まされる大雨ですが、そんな大雨の危険度を示す大雨警戒をレベル1からレベル5までの5段階で示す運用が2019年6月から始まっています。

まだまだ警戒レベルは周知されていないようですが、近年大きな台風で各地で災害が発生しているので大雨警戒レベルについて事前の知識は必要だと思います。

そんな警戒レベル5段階について調べてみましたのでご紹介していきます。

大雨警戒レベル1~5運用開始

昨年の7月、西日本豪雨では気象情報や避難情報が住民にしっかり伝わらず、その結果200人を超える犠牲者が出てしまいました。

この豪雨災害を教訓にして、政府が大雨の際の新たな防災対応のガイドラインをまとめ3月末に公表し、いよいよ6月から運用が開始されました。

大雨警戒レベルが発令されないのが一番いいのですが、近年は大型の台風が日本に上陸することが増え、大雨警戒レベルが発令されることが多くなってしまいました。

警戒レベルとは?

警戒レベル…今まで発令されていた「避難準備・高齢者等避難開始」や「避難勧告」「避難指示(緊急)」の災害に段階的な数字を付けて分かりやすく明確にたものです。

警戒レベル5段階の意味

警戒の各レベルにはそれぞれに意味があるんです。

各レベルの意味を理解しておくことがとても大切なんですよ。

警戒レベル5 ⇒ 命の危険
警戒レベル4 ⇒ 全員避難
警戒レベル3 ⇒ 高齢者等は避難
警戒レベル2 ⇒ 避難方法の確認
警戒レベル1 ⇒ 気象情報に注意

災害が発生した場合の危険度に応じレベルが1から5へと順に上がっていきます。

危険度が一番高いのは「警戒レベル5」です。

高齢者や体が不自由な方は事前に避難する

高齢者や体が不自由な方「警戒レベル3」まで上がったら余裕をもって非難することです。

周りにお年寄りや体が不自由な方がいたら声をかけてあげるようにしていきたいですね。

一番危険な「警戒レベル5」まで逃げずに自宅などに留まってしまうと、手遅れになってしまいます。

手遅れになる前に、「警戒レベル4」になったら対象となる住民は全員避難するようにしましょう。

台風19号でも各地で大きな河川が氾濫してしまい、被害が拡大してしまいました。

台風が来る予報が出たら、ハザードマップであらかじめ自分の地域を確認し、警戒レベル4が発令されたら速やかに避難するようにしましょう。

その為に、まずは警戒レベルを知ることが重要ですね。

そして、警戒レベルが発令されたとき、自分の地域がどの避難情報がどのレベルに該当するのかを迅速に確認するようにしましょう。

警戒レベル3で高齢者は避難・警戒レベル4で全員避難

大雨特別警報とは?

大雨特別警報…2013年8月30日に開始された警報・注意報の上のレベルで気象災害への警戒を呼びかける情報です。

気象庁では今までは大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に警報を発表して警戒を呼びかけていました。

でも、今まで経験したことの無いような災害が発生することが増えてきてしまいました。

この警報発表基準をはるかに超える大雨等、重大な災害の危険性が高まっている場合に「特別警報」を発表して、最大限の警戒を呼び掛けます。

特別警報がまだ発表されないからといって安心することはとても危険です。

大雨特別警報とは警戒レベル5に相当します。

大雨特別警報が出てからでは手遅れの場合があるので、特別警報が出る前に避難をするのが自らの命や家族を守ることに繋がります。

気象庁ホームページより

昨年の西日本豪雨では、「大雨特別警報」が出てから避難をしようとしても、既に遅く外へ逃げられないケースが多数ありました。

ハザードマップを確認する

自分の住んでいる場所をハザードマップで確認しておくことも重要です。

ハザードマップは各市町村で作成しています。

住民に配布されていたり、ホームページからダウンロードすることも可能です。

ハザードマップで自分の地域周りの環境を確認することで、どのような災害が発生する可能性があるかを事前に調べておくことが出来ます。

ハザードマップとは?

ハザードマップとは…
自然災害による被害を予測した地図で台風や地震・火山噴火が起きた時、災害を引き起こす可能性のある現象を地図上に示したもので、避難場所や避難経路などの情報も地図上に示されています。

国土交通省が運営している「ハザードマップポータルサイト」では、身の回りでどんな災害が起こりうるのかを住所を入力して調べることができます。

いざという時のために、普段から自分の地域を確認しておくことをおすすめします。

ハザードマップポータルサイト

まとめ

九州地方で大雨が続いていて、大雨特別警報が出たり、台風19号では各地で甚大な被害が出てしまいました。

台風も温暖化の影響なのか年々大型化し、今までの経験以上の被害を想定する必要がありそうですよね。

テレビやラジオ・スマホなどで情報を収集し、自分の地域の状況をいち早く把握することが大切です。

「自らの命は自ら守る」ことが基本となります。

そして、警戒レベルが発令されたときは注意し、危険が迫っている場合は自ら速やかに避難をするのが大切ですね。

この記事を書いている人 - WRITER -
はじめまして☆さくらこです。 初代Macからのパソコン歴20年以上の主婦ブロガーです。 主婦目線で気になったことなどを色々書いています!

Copyright© 櫻子の部屋 , 2019 All Rights Reserved.