「ホンマでっかTV」自分の心地よい人数を知る事で幸福度がアップ!
「ホンマでっかTV」で、俳優の高橋克典さんがゲストとして出演され、「6人以上の人がいると、本来の自分が出せない」という悩みを相談されました。
6人以上人がいる場が苦手なのを克服するにはどうすればいいのでしょうか?
心理評論家の植木理恵先生の見解
5人という数字は妥当な数字で、人間は記憶の中で動きを把握できる数が5人だということです。
人と接するうえで目が届く限度は5人まで?
心理・植木先生によると、6人以上になると会話に集中できなくなるのが一般的で、それ以上増えると集中力が無くなるのだそうです。
また、「会話するなら何かを得たい」と考える人は人数を気にする傾向にあるという事です。
自分に最適な人数を知っている人生と、それを知らずに与えられた人数で過ごす人生とは、全然価値が違う
何人の人と過ごすことが自分にとってジャストかを知っているという事はラッキーな事と捉えてよいそうです。
実は、このことはみんな知らずに取り合えず過ごしている人が大半で、自分にとって丁度心地良い人数を知っているかどうかで幸福度は違ってくるそうです。
誰にでもできる!自分に適した人数の測り方とは
自分が最も心地いいと思う人数の測り方
大人数の場 → 1人になる
⇓
その時の気持ちを考える
⇓
寂しいと思うか? or 嬉しいと思うか?
例えば、10人と過ごした後、1人になった時、ホッとする?か 寂しい?かを考えます。
1人になってホッとする場合は「自分にとって10人は多い人数」ということになります。
7人と過ごした後はどうか?
5人と過ごした後はどうか?
このように人数を減らしていき、1人になったときにどう思うかを測ります。
段々と人数を減らして検証していき、自分が最もホットした時が自分に適した人数になります
学校現場でも同様
教育・尾木先生の見解
子供は大人数より5人の方がまとまりやすく上手くいくという事です。
人数が増え10人の班にするとさぼる子がいたり、トラブルが起きやすかったり、だらだらしたりする子が出てきます。
人数が6人以上になると脳の情報処理能力が限界になってしまうからなのだそう。
情報処理能力を上げるためには、前頭葉を活性化すると良いということです
前頭葉を活性化させる方法がある
- ①ラジオを聴きながら寝る
- ②植物に語り掛ける
- ③そろばんがいい
環境・武田先生の見解
生物学的には、本来動物は群れで生きる本能をもっているという事です。
脳は生まれた時は真っ白な状態で、本能と知識の関係は本能が勝っています。
育っていくと知識が伸びていき、知識は本能を押さえるようになるという事です。
生物・池田先生の見解
本来、人間は群れで生活している動物で、一人でいる事はストレスになるそうです。
そのため、何人かでグループになると落ち着くそうなんです。
しかし、心地よい人数を増やそうと無理に考えるとストレスになるので、上手くスルーして人数を増やそうとと考えないほうがベストという事のようです。
大人数の場でのスピーチが苦手な場合の解決方法とは
評論家の対策
大勢を相手にしたときに上手くしゃべれるようになるには、人前で何かをする場合、自分の味方を瞬時に5人見つけると良いそうなんです。
スピーチで緊張しないコツ
- その場で瞬時に味方を見つけ、その人に向けて話すのがベスト。
- 講演などする場合も誰を見て喋る
- か決めるのがよい。
自分の味方に向けて話していくと最終的には他の人も盛り上がる10秒ぐらいできめるのがよい
パーティーでは気心が知れる人を1人見つけると楽になるので、1人と仲良くなるとその人の友達と仲良くなる確率は70%と言われています。
大人数の場では1人にフォーカスを当てて話すことで、周りの人ともなんとなく打ち解けていくことが出来るということです。
結論
高橋克典さんが番組で相談した「6人以上の集まりが苦手」という悩みは、
5人でいる人数が心地よいと分かっていることは良い事なので、結果、人生を幸せにする素晴らしい気づきだったという事ですね。
私は自分で検証した結果、自分の最も心地よい人数は2~3人だという事が分かりました。
この結果を踏まえて、これから先の人生の幸福度を上げていけたらいいなと思っています。
是非皆さんも、今一度、自分に適した心地よい人数を検証して幸福度をアップさせてみて下さいね。