ハワイ旅行の時のTSAロック付スーツケースは鍵をかけるの?かけないの?
ハワイ旅行は準備万全ですか?
楽しみにしているハワイ旅行、何を持っていこうかスーツケースに荷物をパッキングする時からワクワクしますよね。
ここでは、海外旅行の時に使用するあなたのスーツケース事情について説明していきたいと思います。
スーツケースのTSAロックとは?
「TSAロック」とはアメリカ運輸保安局が認定した特別な施錠可能の鍵のことです。
施錠したスーツケースを預けた時に、万が一、検査に引っかかってしまった時に、特殊なマスターキーでスーツケースを開け中をチェックし、また施錠ができるというものです。
これらはテロ対策のために危険物検査が入っていないかを調べるために行われます。
アメリカからの出国だけでなく、アメリカの国内線やアメリカを経由する乗り継ぎ便など、アメリカを出発する便ではどの便でも危険物検査を入念に行なっています。
2019年ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)では、空港に「スーツケースに鍵をかけないでください」と明記されています。
空港での検査のために、預けるすべてのスーツケースを解錠した状態で預けることが必要です。
もし施錠した状態で預けてしまい、検査に引っかかると、鍵を壊されてあけられてしまいます。
今まではTSAロック付きのスーツケースであれば、鍵を壊されてしまう心配はありませんでした。
スーツケースのTSAロックは意味がない?
ある事件以来、TSAロックは信用を失ってしまいました。
ハッカーが新聞に掲載されたTSAロックの画像から形状を解読するという事件が起こってしまい3Dプリンターで複製したものがネット上に出回ってしまったため、TSAロックの信用は一気に無くなってしまったのです。
この事件以降から米航空省運輸保安局は旅行者に「TSAロックでも鍵をしないように」と忠告するようになり、TSAロックの意味がなくなってしまいました。
ちなみにTSAロックはアメリカのものなので、アメリカ以外、ヨーロッパやアジアに行くときはスーツケースに鍵をかけましょう。
私は2019年にイギリスに行くときは、スーツケースにきちんと鍵をかけて荷物を預けました。(JALです)
ハワイ旅行スーツケースの鍵をかける?気を付けるポイント
ハワイ旅行の時、スーツケースの鍵はどうすればいいのか分からない場合、荷物を預ける時に航空会社の人に聞いてみましょう。
ハワイ便の場合、鍵を掛けないように指示を受ける場合がありますので注意して下さい。
最近の傾向としては下記のようになります。
特にハワイから帰国する時は、鍵を掛けてはいけません。
ちなみに私は2018年にハワイ旅行したときには、行帰りともに鍵をかけないよう言われました。
- 日本からハワイに行くときは鍵を掛ける(荷物を預ける時確認すること)
- ハワイから日本に帰る便では鍵を掛けない(TSAロックも鍵を掛けてはいけません)
- スーツケースに貴重品を入れない
- スーツケースにベルトをする
結論として、ハワイやアメリカ・グァムに旅行する場合は、スーツケースの鍵を掛けない・もしくはスーツケースを預ける際の係員の指示に従うという事になります。
スーツケースの中に貴重品を入れない
スーツケースに貴重品を入れないということは必須です!
特に貴重品の管理には注意をして下さい。
残念ながら海外では、スーツケースを預けたあとに空港の職員によって貴重品を盗まれてしまうなんていうケースも発生しています。
大切な貴重品(例えば時計やジュエリー)を旅行に持っていく際には、スーツケースに入れてしまうと盗難される可能性があります。
必ず機内持ち込みで手荷物に入れるようにすることが大切です。
また、帰りにブランド品など高価な品を持ち帰る場合も同様です。
持てる品物は手荷物で持ち込むことをお勧めします。
スーツケースにはベルトをする
私はハワイ旅行の際、必ずスーツケースにベルトをします。
これは、スーツケースに鍵をかけれない為、鍵をかけずにできる盗難対策にもなります。
スーツケースのベルトは、意外にも盗難防止に役立ちます。
そして、ベルトのデザインやカラーで他人との区別化が出来ますので、自分のスーツケースの目印にもなります。
ベルトにもTSAロック付きの物がありますが、実際に鍵をすることはありません。(カギを壊されて開けられたら使えなくなるから)
運悪くスーツケースをあけられて検査されたときに、ケースがパかッと開いてしまうのを防ぐことが出来ますので、ベルトは付けたほうがいいですよ。
楽天などで安価で販売されていますので、ハワイ旅行に行く前にスーツケース用のベルトは是非購入しておくのをおすすめします。
日本からハワイへ 荷物の大きさ・重さに注意
ハワイ便は特に厳しい印象です。
空港へ到着する前にスーツケースの荷物の重さを確認しておくことをおすすめします。
空港内にも重さを測る量りが置いてありますので、是非チェックしておいてください。
航空会社によっても規定の荷物の重さ・大きさが違います。
特にエアアジアなどのLCCの場合は、手荷物7kg、預け入れ荷物20kgまで等、細かい規定があるので注意が必要です。
また、JALとANAでもスーツケースの規定が微妙に違いますので、各航空会社の規定をよく確認しておきましょう。
行きは荷物が多くなくても、帰りの便でお土産が沢山入れられたスーツケースは重量オーバーしてしまうこともありますので気を付けて下さいね。
私はいつもハワイ旅行の際は、極力荷物を少なくしていきます。
重さがあるスニーカーは履いていきますし、洋服はTシャツやワンピースでかさばらないようにします。
現地調達出来るものはABCストアなどで購入すれば大丈夫ですよ。
最後に
ハワイ旅行の際に知っておくといいスーツケースの事をご紹介してきました。
私はスーツケースを開けられたことがあります。
おそらく、大きなヘアアイロンやヘアスプレー缶、ドライヤーなどの影が映り、調べられたのかと思います。
そういった荷物をスーツケースに入れる場合は、開けられるかもしれないと思い、注意して下さいね。
私はそれ以降、自分専用のドライヤーや大きなヘアアイロンは持って行かないようにしています。
楽しみにしている旅行で、荷物が盗難されてしまったり、スーツケースが壊れてしまったりすると残念な旅行になってしまいますので、事前に準備をし、楽しい充実したハワイ旅行になるようにしてくださいね!