令和から始まる5Gとは いつから?生活はどう変わるのか
2020年から開始予定の5Gについて、簡単にまとめてみました。
5Gで私たちの生活はどのように変わっていくのでしょうか?
生活を変えてきた通信の歴史
- 1980年代~1G(ショルダーフォン・自動車電話)
- 1993年~2G(携帯電話・PHS)
- 2001年~3G(携帯電話・スマートフォン)
- 2010年~4G(スマートフォン)
4G回線は
沢山のデータや重いデータを送ると遅延が起きてしまい、データの速度が遅くなってしまっていました。
5G回線は
回線を増やすことで分散させ、遅延が起きないようになり、通信するデータの数や種類が増加するので遅延がなくなり通信速度が速くなります。
5Gの3大特徴とは?
・高速・大容量….現在の約100倍の通信速度
・同時多接続….自宅内の約100個の端末に接続
・低遅延….遅延は最大0.001秒
5Gで高速・大容量・低遅延になることで、各分野において色々な可能性が広がります。では、どのような可能性があるか見ていきましょう。
5G×医療
大容量になると鮮明な映像・大量の情報を高速で送ることが出来ます。
低遅延なので、医師はリアルタイムで操作をすることが出来ます。
- 肉眼より患部が見やすい
- 切開部分を減らすことが可能
- 遠隔での手術や診察が出来る
5Gで遠隔旅行
ヘッドマウントディスプレイをしての遠隔旅行を体験することが出来ます。
例えば、体が不自由な方でも遠くの場所へ旅行に行った等、色々な体験をしたりすることが出来ますね。
5G×スポーツ
大容量・同時多接続により、見たい視点を自由に切り替えることが出来ます。
また、VR空間にいる他の人と、アバターを通して一緒に観戦したりすることも可能です。
今まではスポーツを観戦しにスタジアムや球場に行くのが普通でしたが、5Gでは、VRで自宅に居ながらスポーツ観戦を友達とその場にいるような感覚で楽しむことが出来るようになりますね。
5G×宅急便
無人配送ロボットの運用が開始され、リアルタイムでスムーズな遠隔操作でドローンなどを使っての配達が出来るようになるかもしれません。
また、高画質な映像で本人確認など、遠隔操作で管理が可能になります。
5Gで暮らしがどう変わる?
5Gを活用した無人レジ
無人レジは、レジ上にカメラがあり、その下に商品を置くと画面に商品名と値段が表示されるので、人間が作業するよりも早く効率が良くなります。
無人レジの仕組みは、カメラで撮影した画像をネットワークを使ってコンピューターに送り、AIが何の商品かを解析して合計金額をレジに送り返します。
そのスピードは速く、商品がどんな向き(裏向きでもペットボトルの向きが縦)でも読み取りが可能ということです。
多言語同時通訳
海外の観光客に道を聞かれた時、外国語が話せなくても大丈夫なんです。
5Gは速度が速いので、機械がその場で翻訳をしてくれます。
バーチャル授業・高画質映像×スマートグラス
学校に行かず、自宅で授業が出来るようになります。
その他、会社に行くことなく自宅で仕事をしたり、また、バーチャルリアリティで世界各国の友達と知り合う事も出来るかもしれません。
日本での5Gの開始時期はいつから?
2019年4月10日に総務省が通信4社に周波数を割り当てています。
2019年夏以降からは、一部のエリアでプレサービスが開始となります。
2020年からは商用サービスが開始予定となります。
まとめ
AIと5Gは、今後、産業革命と言われているほど世界を変えていくことになるかもしれませんね。
未来がどんな世界になっているのか、とても楽しみです!