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消費税増税10%で軽減税率がスタート!軽減税率対象・対象外の品目とは?

2019/09/25
 
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はじめまして☆さくらこです。 初代Macからのパソコン歴20年以上の主婦ブロガーです。 主婦目線で気になったことなどを色々書いています!

まもなく消費税が10%となり軽減税率がスタートします。

軽減税率によって私たちの生活はどのように変わっていくのか心配です。

ここでは、消費増税と共にスタートする軽減税率について紹介したいと思います。

軽減税率とは?

軽減税率とは、消費税が10%になっても、飲料や食料品は原則消費税8%に据え置きされる制度です。

2019年10月1日からの消費税増税に伴って実施されます。

軽減税率の対象品目

軽減税率の対象となるものは飲食料品となります。

また、週2回以上発送される新聞は軽減税率の対象です。

酒類・外食・ケータリング・医薬品や医薬部外品は軽減税率の対象外となります。

消費税10%になるものとは?

日用品(洗剤・シャンプー・箱ティッシュなど)やお酒は10%となります。

また、みりんなどの調味料に関しては、お酒が入っているもの、アルコール度数が1%以上あるものは全てお酒になるので消費税が10%になるので注意が必要です。

<例>

みりん(アルコール度数1%以上)→軽減税率の対象外 消費税10%
ビール→軽減税率の対象外 消費税10%

みりん風調味料(アルコールが入っていない)→軽減税率の対象 消費税8%
ノンアルコールビール→軽減税率の対象 消費税8%

生活必需品なのに軽減税率の対象外のものは?

生活に必要なライフラインとなる水道・電気・ガスも軽減税率の対象外です。

日用品であるトイレットペーパーも軽減税率の対象外、また、子育てに必須なオムツなども軽減税率の対象外となっています。

これらが対象外なことに疑問の声も多数上がっています。

イートインかテイクアウトで軽減税率が変わる!

軽減税率の最大のややこしさは、イートインテイクアウト軽減税率が変わることです。

店内で席に座って食べる場合は消費税10%、持ち帰る場合は消費税8%となります。

「ミスタードーナッツ」の場合は?

軽減税率に合わせて、ミスタードーナッツではレジでイートインかテイクアウトがを聞き、それぞれの税率が適用されます。

「スターバックス」の場合は?

スターバックスでも注文時にイートインかテイクアウトを確認し、それぞれの税率が適用されます。

「松屋」「ケンタッキー」の場合は?

ケンタッキー・フライド・チキンは、店内飲食も持ち帰りも価格を統一することをいち早く発表しています。

松屋では券売機での対応が難しいとして、価格を統一するよう検討しているそうです。

このように、各社・店舗でそれぞれ対応が変わってきそうですね。

「持ち帰る」といって消費税8%で買っても店内で食べていたら?

レジで「持ち帰る」といって買っても、気が変わって実際には店内で食べているという事が起こるかもしれません。

その場合は、お店の対応によって変わってくると思いますが、基本的には会計の際の客の申し出で計算することになります。

個人個人のモラルが大切になってきますね。

明らかに嘘をついているような悪質な場合は、詐欺などの罪になることもあるかもしれないので気をつけましょう。

また、8%の消費税にもかかわらず大人数で店内で食べたりという場合も、最初から会計をやり直しという判断する店もあるかもしれないので、きちんとルールを守ることが大切です。

施設によっては全て10%に統一する場合もある

施設によって軽減税率の対応は様々です。

国税庁の指針では、公園や遊園地などでの食べ歩きは、軽減税率の対象とみなし8%としています。

しかし、テイクアウトをしても売店が管理するベンチや休憩スペースで飲食する場合は店内飲食となり消費税10%になります。

これらを受けて、神戸の神戸布引ハーブ園の場合では、施設の至る所にベンチや休憩スペースが設置されているため、施設全体がイートイン出来るスペースと認識し、テイクアウトも全て消費税10%に統一するようです。

このように施設によって対応が変わるので、消費者も最初は戸惑う事が多いかもしれませんね。

映画館での軽減税率の対応は?

映画館の売店で売っているポップコーンやドリンクを購入する方も多いですが、軽減税率はどうなるのでしょうか?

映画館では映画を見ることが目的という考え方に統一するようで、映画を見る時に座席で食べる商品については軽減税率が適用され消費税8%になるようです。

しかし、映画館の待合室で食べる場合は「店内飲食」とみなし、消費税10%になるそうです。

これは全国の映画館で統一されるようですね。

カラオケボックスでの飲食の場合の軽減税率は?

カラオケボックスでの飲食について、客室内に食事を提供する環境、テーブルや椅子、メニューが置いてあるので、軽減税率は適用されず外食扱いとなり消費税10%となるようです。

フランスの軽減税率は?

フランスは消費税発祥の地と言われ、50年も前から軽減税率が導入されており、市民の間では当たり前となっています。

フランスの消費税…20%
食料品などに軽減税率

  • 加工されたパン(サンドイッチなど)…20%
  • 加工されていないパン…5.5%
  • ミルクチョコレート…20%
  • ブラックチョコレート…5.5% など

フランスでは、ミルクチョコレートは贅沢品、ブラックチョコレートは生活必需品と分けられています。

フランスの軽減税率は日本人からすると少しややこしい感じがしますね。

まとめ

日本で初めて導入される軽減税率、何年もすれば慣れてくるとは思いますが最初は戸惑う事も多いかもしれません。

各店舗で対応が違う場合もありますので、分からない場合は各々の店舗で確認するのが一番かもしれません。

慣れるまでに時間がかかりそうな軽減税率、あらかじめある程度の知識を持っておくのがいいかもしれませんので、是非参考にしてみて下さいね。

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