新生姜の赤シソ梅酢漬けの簡単な作り方
小さいころから実家の母が手作りで漬けていた新生姜が大好きで、結婚してから自分で作るようになりました。
今回はスーパーで簡単に手に入る「シソ梅酢」と高知産新生姜を使って、自宅で簡単に手作りしたいと思います。
スーパーで購入した高知県産生姜ですが、高知県は生姜の生産量が国内の総生産量の約4割を占めるダントツの1位なんだそうですよ。
昔は「しそ梅酢」なんていう便利な商品は無くて、母は赤シソを買ってきて綺麗に洗ってから塩もみし、数日おいてから梅や生姜をつけていました。
これこれ↓今は通販で何でも購入できる時代になり、本当に便利になりましたね。
が、しかし、このシソ揉みがかなり重労働でこの工程からだと中々作り気になれませんでしたが。。。
ちょっと調べたら、既に塩もみした赤シソまで売っているではありませんか!
これを使えば本格的な梅干しや新生姜漬けが自宅で作ることが出来ますね。
小さい頃は子供ながらに大変な工程だと思いながら見ていましたが、今は便利な商品が出ていますので今回はこちらで作ってみます。
本来は梅干を作るための「シソ梅酢」のようですが、我が家では新生姜を漬けていきます。
新生姜のシソ梅酢漬けの作り方
まずは、新生姜を綺麗に洗い、液に漬かりやすいようカットします。
この時、皮をむく必要はありません。
綺麗に洗って水けをきり、ざる等に置いて1日程かけて水分を飛ばします。
水が残っていると、漬けた時にカビが発生してしまうので、水けを無くし十分に乾かして下さいね。
この時、天日干しする必要はなく、室内で風通りの良い場所での陰干しで大丈夫です。
市販のシソ梅酢に漬ける時の注意
タッパなどを用意し、「シソ梅酢」を入れて十分に水けを飛ばした新生姜を漬けていきますが、市販のシソ梅酢はそのまま使用するとかなり塩辛いです。
そのため、お好みで穀物酢を足してから新生姜を漬けてくださいね。
初めに作った時は、そのままシソ梅酢を使用して、かなり塩辛くなってしまいました。
もし、既に漬けてしまって塩辛い場合、後から酢を足して大丈夫ですよ。
タッパに蓋をして密閉したら、冷蔵庫で寝かせます。
生姜の種類
今回はスーパーに売られていた生姜を使用しましたが、本当は「葉生姜」が大好きなんです。
でも関西では見かけないんですよね。
葉生姜とは、根茎がまだ小さく柔らかいうちに葉が付いたまま若取りしたもので、主に小生姜と呼ばれる小ぶりの生姜品種が用いられます。代表的な品種としては谷中生姜が有名です。
こんな葉生姜の柄の手ぬぐいもあり、葉生姜好きとしては欲しくなっていまいます。
似た物に矢生姜がありますが、矢生姜は金時生姜が主に用いられます。谷中生姜は金時生姜の矢生姜よりも葉柄は太く、赤みが薄い色をしています。
スーパーでよく見かけるのは、老成生姜などと呼ばれるものですね。
新生姜のシソ梅酢漬けの完成
2日経った新生姜のシソ梅酢漬けです。
新生姜が綺麗なピンク色に染まりました。
酢を足したので、塩辛さも丁度良く美味しく出来上がりました。
そのまま漬物感覚でポリポリと食べてももちろん美味しいですが、我が家では(正しくは私と主人のみ)焼きそば・カレー・メインの付け合わせと、どんな料理とも一緒にポリポリと頂いています。
生姜は健康食材
生姜は健康にもとても良く、平熱を上げて免疫力をアップさせ、ガンなどの病気を予防するのにもとても良い食材なんです。
生姜の辛味のもととなるのがジンゲロールという成分です。
この成分は加熱になどよってジンゲロールからショウガオールやジンゲロンといった別の辛味成分が生成され、それにより血の巡りをよくして体を深部から温めたり、代謝を促進したりする効果が期待できるのだそう。
テレビなどでも取り上げられていますので、併せてこちらの記事↓も是非ご覧くださいね。
最後に
市販の「シソ梅酢」を利用したら、とっても簡単に新生姜のシソ梅酢漬けを作ることが出来ました。
あっという間に食べてしまい無くなってしまったので、またすぐに作りたいと思いますが、次回は、もう少し本格的に塩もみした赤シソを購入して、梅干しや新生姜漬けを作ってみたいと思います。
皆さんも新生姜の美味しい季節に是非作ってみて下さいね。