「世界一受けたい授業」で紹介 美しく年を重ねる方法とは?
5月4日「世界一受けたい授業」で放送された、「美しく年を重ねる方法」をご紹介したいと思います。
教えて下さったのは、「長生きみそ汁」の著書でおなじみの順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生と、奥様で医師の小林メディカルクリニック東京院長の暁子先生です。
顔の輪郭や幅などによってしわやたるみの場所が違う
皮下脂肪の多い人は、頬の肉がたるみやすい傾向があり、顎が細い人はほうれい線が目立つようになるそうです。
ここでは、生活習慣を変えて美しい肌を手に入れるための方法を見ていきましょう。
見た目年齢を若返らせるポイントとは?
老けない体「肌」
見た目年齢を若返らせるには毛穴が重要です。
キメが細かい肌は、光が均一に反射し綺麗に見えます。しかし、毛穴が目立つ肌は、光が拡散しにくい為、影が出来て老けて見えてしまいます。
特に、鼻は毛穴の気になるパーツです。そんな鼻の毛穴をケアする方法があります。
お風呂で行う美肌効果抜群!鼻エクササイズのやり方
①左右人差し指を小鼻にあてます。
②その状態で人差し指を上下に5回動かします。
③さらに人差し指を少しずらし、鼻の頭を左右にひねるように5回動かします。
鼻エクササイズを週に3セット行うだけで、毛穴詰まりが予防出来るということです。これは是非試してみたいですね!
男性でも毛穴のケアを怠ると、だんだんと黒ずんで汚く目立つ毛穴になってしまいますので、意識してケアをするのが良いそうですよ。
鼻以外の肌 頭皮・顔筋マッサージでたるみ予防のやり方
①両手をグーの形にします。
②第2関節の部分を使い、下から上に引き上げるようにグリグリと顔をほぐしマッサージします。
③ほぐす場所は頭皮・生え際・頬骨の下・耳の下・あごの5か所です。
特に頭皮がこっていると、顔を引き上げる力が低下してしまい老け顔がすすんでしまいます。
朝起きた時に1~2分ほぐすだけでむくみ解消になりますので、こちらも継続したいですね!
老けない体「ほうれい線」
年を重ねると、頬の筋力が低下し、脂肪が垂れてきます。その時に出来る肌の溝がほうれい線です。
ほうれい線を改善する「あいうえおい体操」のやり方
頬をささえる2つの筋肉、大頬骨筋と口輪筋を鍛える事でほうれい線を改善することが可能です。
①まず口を大きく開けて「あいうえお」と声を出します。
②次に、最後の「お」を20秒間出し続けます。
③さらに、「い」を20秒出し続けます。
口輪筋と大頬骨筋が鍛えられ、効果抜群だということですよ!
この体操を朝1回・夜1回の1日2回行うのが、ほうれい線予防に効果的だという事です。
20秒間ずっと声を出しているのが辛い場合は、口の形を作るだけでも大丈夫ということなので、続けられそうですね!
無理をしないでリラックスする状態でやるのがポイントですよ。
老けない体「首」
首の皮膚は薄く、頬の3分の2程度の為、しわやたるみができやすいパーツです。
頭や首周辺には、沢山のリンパ液が流れていて、リンパ液が滞ると首がむくみ、しわの原因になります。
そんな首をケアするのに重要なのは、首そのものではなく、僧帽筋をほぐすことが大切だということなんです。
僧帽筋をぼぐすことで、リンパの流れが良くなります。
正しい首の老化ケア!腕クロス体操のやり方
①立っている状態で足を肩幅に開きます。
②腕を床と平行になるように伸ばし、体の前でクロスさせます。
③腕をクロスさせたまま、肩甲骨を動かすイメージで肩を前に10回まわします。
④さらにそのまま肩を後ろに10回まわします。
これを1日2セット行います。
腕をクロスすることで左右バランスよくほぐすことが出来るというメリットがあるそうです。
首のケアは、原因を引き起こす大本を改善することが大事だということです。
老けない体「腸」
女性の間でも話題になっている「腸活」。腸は綺麗になるには欠かせない器官です。
しかし、臓器の中で一番血液が集中するため老いやすい場所でもあるそうです。
腸が元気になれば便秘解消につながり、肌も綺麗になります。
また、便秘は女性だけの問題ではありません。60代以上の男性でも便秘に悩む人は多いそうです。
4つの朝だけ腸活のやり方
①起床後にコップ1杯の常温の水を飲むことで、水の重さが大腸に刺激を与え動き出します。ポイントは水を一気に飲むことです。
②ヨーグルトの上に大根おろしをのせて蜂蜜をかけて食べます。大根おろしと蜂蜜ですりおろしリンゴのような味になるそうです。
③スプーン1杯のオリーブオイルを飲むが効果的。油をそのまま飲むことが苦手な方は、サラダやヨーグルトにかけて食べるのがおすすめです。
④お腹つかみ体操で腸を刺激するのが効果的。左手は肋骨の下、右手は腰骨より上の部分に当て、腸を握るようなイメージで強めにつかみ、骨盤をゆっくり8回回します。その時、腹筋に力を入れ肛門をしめるのがポイントです。
大根おろしは水溶性食物繊維が豊富で、便の水分を増やし柔らかくしてくれる食材です。
ヨーグルトの乳酸菌・大根おろしの食物繊維・蜂蜜のオリゴ糖は、最強の腸活朝食ということです。
また、腸は皮膚の上からつかめる唯一の内臓です。便がつまりやすい大腸の曲がり角の2点をつまんでの体操も効果抜群ということですよ。
また、腸内環境をととのえると、愛情ホルモンのオキシトシンや幸せホルモンセロトニンがすごく分泌されることが最近の研究でわかっているそうなので、便秘じゃない方にも効果があるということです。
老けない体「自律神経」
新生活のストレスをうけやすく、寒暖差で自律神経が乱れやすい季節、食事で自律神経を整えることが出来ます。
自律神経を整える効果的なメニュー
食物繊維が豊富な切り干し大根・ビタミンBが豊富なサーモンのお刺身と、特性ドレッシング(味噌・オリゴ糖・白すりごま・酢)を合えます。
さらに、トマトを加えると自律神経を整える効果がアップするという事です!
トマトには、食べる事でリラックスする成分「GABA(ギャバ)」が特に豊富です。しっかりと噛むことも重要だということですよ。
最後に
どれも手軽に出来る方法ばかりで参考になりました。
特に年齢的にも老けが気になっていたので、私も是非やってみたいと思います。
女性も男性も老けない体作りをして、美しく年を重ねていきたいですね。