漏斗胸の手術 バーを取り出す手術日を決める 体験談ブログ
最初の手術から3年後、ついにステンレスバーを取り出す手術を受ける日が決定しました。ちょうど3年後の大学1年生の夏休みです。
このころには、痛みはほとんどなく、運動もかなり出来るようになっていました。
また、水泳はいい運動になると言われていたので、プールに行ったり、また海外旅行に行って海で泳いだりもしていました。
飛行機に乗る時に気を付ける事
余談ですが、海外旅行の際、空港の金属探知機にバーが反応してしまう事がありました。
海外から帰る時の空港で、気が付いたら上の子だけ止められてしまっていて、しつこく体を調べられていました。
あわてて医師から英語で書いてもらっていた「体に手術で金属のバーが入っている」ことを書いてくれていた書類を見せて、無事、通ることが出来ました。
海外旅行や飛行機に乗ることがあったら、事前に医師に相談し、英語で手術の事を書いてもらっておくのをおすすめします。
バー摘出手術の日程を決める
医師の話では、バーを取り出す手術は、入れる時よりもはるかに簡単な手術になるとのことでした。
入院期間も早ければ3~4日で退院ですよ、と仰っていました。
あんなに痛みを堪えて頑張った最初の手術を乗り越えているので、なんとなくですが、取り出す手術はそれほど辛くはないんだろうと思っていました。
それよりも、気になっていたのはバーを取り出した後、本当に凹みは治っているのか、元に戻ったりしないか、ということでした。
最初の手術から3年で、我が子はかなり体が大きくなり成長していました。
端がボコッと出ていたバーは、体が大きくなるにつれ目立たなくなり、キッチリと収まっていました。
担当医師も、「想像していたよりも体が大きくなったね!」と言っていました。最初に少し大きめのバーを入れていた先生の判断は正解でした。
それよりも、体が成長しすぎて、骨がバーをかなり引っ張っていたと思います。
それは、本人がたまにバーを止めていると思われる端の部分がたまに引っ張られるような痛みがあると言っていたからです。
これは本人しか分かりませんが、予定していたバーのサイズよりも体が大きくなったという事だと思います。
そんなこともあったので、なるべく早くバーを取り出す手術をしたいと、私も本人も家族も思っていました。
バーを取り出す手術日も春には決定しておかないといけません。やはり夏休みはかなり手術が込み合うからです。