学研の家庭教師「不登校コース」メリットや金額・授業の体験談ブログ
子供が不登校になり学校で勉強が出来なくなってしまいました。
中学を100日以上欠席していたので内申はありませんでした。
そこで、「定時制高校や通信制高校」「私立高校専願」の選択肢があること、また、それに向かって「塾に通いなおす」「家庭教師にきてもらう」「自分自身で勉強する」の3つの方法を子供に教えてあげました。
不登校の子供が中学3年生で高校を進学を考えた時に、子供が選んだのは「学研の家庭教師 不登校コース」でした。
以前は塾に通っていましたが、学校に行けなくなって塾にも行けなくなってしまったためです。
塾には学校の友達も沢山いました。
塾に行くと「なんで休んでるの?」と聞かれるのがすごく辛かったと思います。
家庭教師なら自宅で他人を気にすることなく勉強することが出来ます。
学研の家庭教師「不登校コース」とは?
学研の家庭教師では不登校の子供をサポートしてくれる専門のコースがあり、経験豊富なスタッフや講師が揃っています。
学研の経験を生かして、不登校の子供一人一人に合うよう、メンタル面から勉強、生活面までをサポートしてくれます。さらに親の悩みにも相談にのってくれます。
まずは体験授業を受ける事ができるので、必ず体験をして子供が納得をしてから始めましょう。
体験日時など、子供と相談しながら決定します。絶対に親が勝手に決めて押し付けたりしてはいけません。
学研の家庭教師「不登校コース」のメリット
近年、不登校の子供は増え続けています。そんな子供たちの為に早くから専門のコースで多くの子供たちをサポートをしてきた実績があります。
私も色々な体験談を読み、お願いしてみようと思いました。
私の子供もそうだったように、学校に行けなくなった子供にとって、集団で勉強する塾に通い続ける事は、とても難しいです。
勉強したいと思っても、外にも出られず教えてくれる人がいないため、勉強できない状態です。
学研の不登校コースでは、外出が出来ない子供の家まで来てくれて勉強を教えてくれます。
外に出なくてもいいので、子供の精神的・心理的負担が減り、勉強にも前向きに取り組んでいくことが可能です。
子供はみんな「勉強したい」「高校受験で合格してまた学校に行きたい」「もう一度外に出て友達をつくり他の人と関わり、楽しく過ごしたい」と色々な目標を持っていたり思っています。
先生と1対1で接していくことで、子供たちの希望に沿い、その子にあった計画を立てて目標に向かって進んでいくことが可能です。
また、家庭という閉鎖的な空間で、悩みを誰にも話せず、不安を抱えている親に対しても、色々と相談にのってくれます。
実際、私も高校の選び方から、おすすめの高校、アドバイスをいただき、かなり助けになりました。不安や悩みを無くしていければ、子供も自身を取り戻しますし、目標に向かって前に進んでいくことが出来ます。
一つ一つをクリアしていき、子供に成功体験を積み重ねてあげることがとても大切なのだと思います。
学研の家庭教師「不登校コース」体験をするには?
不登校対応の家庭教師を希望していることを電話で伝え、日時を決めるとまずは担当の方が2人でいらっしゃいました。
学研の家庭教師「不登校コース」体験の流れ
子供と親、学研の方でまずは色々話をします。
不登校コースという事で、どんな感じか心配していましたがさすがプロです。
不登校になってしまう子供のパターンをきちんと把握されていました。
まさに我が家もその通りのパターンでしたので、さすがはプロだと思って感心しながら話を聞いた覚えがあります。
担当者は、面談で子供の性格や特徴などを見て、どの先生が子供に合うか適性を見ていると思います。
そして、次回、子供にあった先生を選び体験授業を行う予定を立てていきます。
子供が教えてもらいたい教科を決め、その後、料金体制については親のみに話があります。
初めは一週間に1回のペースでお願いするつもりでしたので、どれくらいの料金がかかるのか、見積もりを出してもらいます。
詳しい金額についての記載はできませんが、通常塾の費用でかかる一ヶ月分よりも高く3倍といった感じでした。
不登校対応コースは特に高い印象です。
しかし、我が家はもうこの方法しかありませんでしたので、希望の高校に合格するために申し込む方向で決めていました。
学研の家庭教師「不登校コース」体験授業当日
体験授業の当日は子供はもちろん、私も緊張していたのですが、いらっしゃった先生は、とても穏やかで、自身も学校に行けない時期があったという、実際に不登校を体験している先生でした。
勉強に関しても無理強いをする事は無く、初めの体験授業は子供の話を色々聞いてくれるような感じで終了しました。
自身の体験があるので、子供の気持ちもよく理解してくれていて、子供も私も、この先生でお願いしようという気持ちになりました。
また、担当者の方は実際に色々な高校にパイプを持っている為、高校の情報を教えてもらう事が出来ました。
子供にあった高校選びから、オープンハイスクールに実際に出向き、名前を書いてくることの重要さや、その際個別面談を受ける事など、細かく私にも教えて下さり、大変参考にすることが出来ました。
授業の様子について
「不登校コース」を申し込み、まずは週1回2時間の授業から始めました。
子供の部屋での勉強ですので、私は見る事は出来ませんでしたが、先生からは授業が終わった後、今日はどんなことをしたか、また、次回はどんな内容で進めていくか等、きちんとレポートで報告をしてくれていました。
最初の頃の授業は、子供の心を開いてくれるように雑談などもあったと思います。
数か月間、子供は勉強から遠ざかっていたため、授業の前半は、子供が好きな事の話や好きなゲームの話なども交えながら、後半は少しずつ勉強をという感じでした。
本人の実力も図りながら勉強のスケジュールを立てて下さっていました。
基本的に、学校の教科書や問題集を使用して勉強をしますが、先生が足りない物(問題集やおすすめ英語単語辞書)などを、本屋で購入してきて下さり、レシートを貰って購入代金をお支払するという事もありました。
先生の子供に対する接し方
先生は子供に対して学校の話はしませんでした。「学校に行ったら?」とか「なんで学校いかないの?」とかは一度も仰っていませんでした。
私が最初の頃、学校に行きなさい!と言っていたことは逆効果だったという事を再確認出来ました。
「本当は学校に行きたいのに行けなくなってしまった」と、ほとんどの子供はこのように思っています。
それを理解し、どうすれば子供にとって良いのかを一緒に考えてくれる、そんな心強い存在でもありました。
今まで一人で子供と向き合っていた私にも、とても心強い存在になりました。
子供にとっても、家族以外の他の人と関ることが出来て、とても良かったと思います。
受験への目標を持ち、学校の期末テストも別室ですが受ける事が出来て、行きたい高校の目標が出来て少しずつ変わっていったように思います。
先生からの提案と本人もやる気になり、夏休み明けからは週2回に授業を増やしました。
授業を増やすことで追加料金が発生します。
見積もりを出してもらい支払い方法を決定していきます。
本人の希望で、私立高校の専願1択でしたので(公立高校は内申が無かったためあきらめました)、ひたすら赤本を解き、分からない所を指導してもらっていました。
先生がその高校の傾向や、どの問題が重要かなど、詳しく調べて教えてくださいました。
先生の実際の体験などもとても参考になりました。(先生も学生の頃不登校を経験していたため)不登校になったけれど、それは大したことではなかったと気付きました。
学校に行かない=悪いことをした訳ではないこと
私も含め、親は、「他の子供は学校に行っているのに、自分の子供は学校に行っていないから、行かなくてはいけない」という考えを捨てるべきだと思います。
成功体験が大切
そして、いよいよ受験です。先生に家庭教師をしていただき、本人の頑張りが実り、無事に希望の高校に専願で合格することが出来ました。
中学には少しずつですが行けるようになっていましたので、学校で合格の知らせを頂き、子供が家に帰ってきてすぐに「合格した!!」と私に言った時の顔は、とても晴れ晴れとしたいい顔で、今でも忘れる事は出来ません。
不登校で学校に行けていなかったけれど、この高校受験をやり切り合格を勝ち取ったという成功体験は、子供にとっても私たち親にとってもとても大きな経験となりました。
その後、なんとか最後の中学卒業式は出席することが出来、これからの高校生活に胸を躍らせる子供の姿を見て、学研の家庭教師にお願いして本当に良かったと思っています。
その後、高校でも勉強を見てもらうか迷いましたが、とりあえず一区切りとして、家庭教師は終了することにしました。
まとめ
不登校の子供を抱え、どうしていいか分からない時、プロに任せるのはおすすめです。
不登校コースの担当者及び先生方は、経験値がとてもあるので、安心して任せることが出来るからです。
子供が不登校になり、勉強に悩んでいた時、学研の家庭教師「不登校コース」という、経験のあるプロにお任せすることで、子供にも変化がありました。
家族としか会話がなかったので、外部の人と関わる事も子供にとって良かったと思います。
何より、親自身も悩みを聞いてもらえることで、落ち着いて子供と向き合う事が出来たと思います。
実際に学研の不登校コースを利用して、とても良かったと思っています。
不登校の子供の勉強に悩んでいる場合は、1つの選択肢として検討してみるのもいいかもしれません。